キラキラHID研究所

ヘッドライト、フォグライトで使えるHID、LEDライトの初心者向け解説ブログです。

純正HID D2C/D2R/D2Sについて

純正HID D2形状について

こんばんわ

今回は純正HIDのD2形状についてお話します。

前回の記事でお話しした。

 

H1/H3/H4/H7/H8/H9/H11/HB3/HB4は

元々、純正でハロゲンランプが装着されている車を

HID化するためのバルブです。

 

しかし、今回題材のD2C/D2R/D2S は元々HIDがついている車が

さらに光量をアップさせたり光の色味を変えたりする時のバルブ形状になります。

 

ですので、車を購入した時からHIDが装着されている場合は

D1,D2.D3.D4のどれかの形状になります。

 

上記の形状は形さえ違えど基本的構造はD2と一緒なので

これから説明するR、S、C/Kは頭にDが付く形状ならすべてあてはまると

思ってください。

 

D2はR、S、C/Kと4つの種類がある!

D2には3種類バルブがあります。

台座の形状はすべて同じなのですがガラス管を覆うシェードの有無に

よって種類が分けられています。

 

詳しくは以下でご確認ください。

 

D2S:シェードが何も付いていないD2で車側のライトユニットが

   プロジェクターの場合は全てD2S形状になります。

 

D2R:シェードがガラス管の周りに付いているタイプになります。

   Rタイプの場合はライトユニットが全てリフレクターになっています。

 

D2C/D2K:C/Kタイプは汎用品でシェードが取り外し出来るようになっています。

   シェードが取り外しできる為SとRどちらでも装着できるタイプになります。

   CとK名前は2つありますがまったく同じ物なので覚えておいてください。

 

上記は頭にDが付く形状ならすべてに当てはまる事なのでぜひ覚えてください。

また、純正HID仕様車はもうすでにバラストが内臓されている為色味の変更だけであれば

バルブのみ取り換えれば変更できます。

 

それではまた今度

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H7、H8/H9/H11、HB3、HB4について

HIDバルブ形状(H7、H8/H9/H11、HB3、HB4について)

今回は沢山あるHIDのバルブ形状を一つずつ解説していきたいと思います。
HID形状には他の形状に流用出来るものや名前が複数あるバルブも存在するので
そこら辺を詳しく解説をしていきます。

H7 形状

H7形状 もH1と同じで輸入車によく使われる形状になります。

H7の場合は輸入車の他にバイク(2輪車)によく使用されていてカワサキのニンジャなんかはH7形状になります。
それと補足ですが、バイクにH7形状を使用する場合はH7アダプターType-1が必要になりますので必ず購入して下さい。

アダプターを買い忘れて装着出来なかったよ!
なんてよく聞く失敗ですからね。

一応、H7アダプターなんかは ユアーズ で購入できます。
バイクに何台も装着していますが値段も安くておすすめです。

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H8/H9/H11/16 形状

この形状は複数の名前があります。

H8/H9/H11 は名前が異なりますが、台座の形状は全て同じなので
HIDの場合上記の形状は全て互換性があります。
では、なぜ名前が違うのでしょうか?
それはハロゲンランプでのワット数(定格)の違いになります。

ハロゲンランプの定格

H8:35W
H9:65W
H11:55W

上記の違いから名前が分かれていますがHIDの場合はワット数(定格)が
バラストで変わる為あまり関係が無いのです。

しかし、H9のみ定格が65wのため稀にHID装着後球切れ警告灯が点灯してしまうことがあります。

原因としては、元々のワット数が65wのため35wや55wだと出力が足りないと車側のCPU(コンピューター)が誤って判断してしまうからです。

これはキャンセラーを組んでいただければ解消しますのでもし警告灯が出てしまった場合は球切れ警告灯キャンセラー を使用してください。

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HB3/9005形状

HB3形状 はハイビームに多い形状でロービームに使用されることはほとんどありません。
名前もHB3、9005と2種類ありますがHB3が一般的な呼び方で9005は業者専用の呼び方と覚えてください。

HB4/9006形状

HB4形状 もHB3同様でHB4、9006と2種類の名前があります。

台座の形状もHB3とよく非常に似ているので購入の際は間違えないように気を付けて下さい。

HB3とHB4の違いとしては真ん中の爪の位置が8mm違います。
8mm削り加工すればHB3とHB4を流用は出来ますがピッタリハマらないので
間違えないようにしっかり形状を調べて購入しましょう。

 

H1、H3/H3a/H3d/H3c、H4について

バルブ形状の詳しい解説

今回は沢山あるHIDのバルブ形状を一つずつ解説していきたいと思います。

HID形状には他の形状に流用出来るものや名前が複数あるバルブも存在するのでそこら辺の詳しい解説をしていきます。

H1形状

H1形状 輸入車に装着されている事が多い形状です。

ロービームとハイビームに装着されている事が多くフォグランプに装着

されている事が少ない形状です。

円の半分がカットされた形状です。 

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H3形状

H3形状 は種類が多くややこしい形状です。

H3/H3a/H3d/H3c/H3c(ショートタイプ)と種類が多いです。

 

H3形状の違いを説明するには言葉だけだと分かりずらいので参考画像をご覧ください。

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まずH3をベースに考えて説明します。

通販で販売されているHIDはほとんどのメーカーがH3のみで

H3a/H3d/H3cとご丁寧に分かれていません。

 

H3以外の形状に装着する場合は加工が必要になります。

(紙やすり1枚あればできるのでご心配なく)

 

H3aの場合

H3のくぼみ部分を1ミリ削り加工すれば装着可能です。

また、H3aはマイナスアースが出ていますがHIDの場合は関係ないので無視してOKです。

H3dの場合

H3a同様くぼみ部部を1ミリ削り加工が必要ですがH3dの場合はなぜか

そのまま装着出来る事が多いのでそのまま装着してみてだめなら紙やすりで削ってください。

H3cの場合

H3cは加工なしで取り付けできますがH3cとH3c(ショートタイプ)を

間違えないように気を付けてください。

見分け方としてはバルブのガラス管の長さが極端に短いものがショートタイプで

それ以外のものがH3cになります。

H3cと適合表に書いてある商品は必ず購入前にライトユニット内部の長さか

バルブの長さを確認して下さい。

そうしないと同じH3cでもバルブの長さが長くて装着出来ないことがあります。

 

H3c(ショート)の場合

上記でも説明しましたがH3c(ショートタイプ)はH3と台座部分の作りは

まったく一緒ですが、ガラス管の長さが短いタイプです。

H3c(ショートタイプ)の車に通常のH3を取り付けするとバルブが長くて装着出来ません。

有名な例ですとハイエース200系のフォグランプなんかはH3c(ショートタイプ)

で通常のH3では装着不可です。

ちなみにスフィアライト のH3バルブならH3c(ショートタイプ)以外のH3であれば

加工なしで全て装着できるので非常に楽です。

H4形状

H4形状 は非常に普及率が高く日本車の場合は6割がこの形状になります。

特徴としては

通常車のライトはハイビーム用とロービーム用で左右合わせて4灯ライトが必要ですが

H4タイプは1本のバルブでハイビームとロービームの切り替えができる為左右合わせて2灯のライトで点灯する訳なのです。

 

なのでH4のハロゲンランプが装着されている車にHIDを装着する際は

1つのライト交換でハイビームとロービーム両方交換出来てしまうのです。

 

H4はスライドしてハイローが切り替わる

H4タイプはハイビームとロービームがスライドして切り替わります。

どのように切り替わるかというとガラス管が上下に移動して発光点がズレて

切り替わるということなのです。

 

スライドする方法にも種類があってバネ式のものとソレノイド式(磁石式)の

物があります。

ソレノイド式(磁石式)の方が性能としては上ですが同時にコストも上がるので

一長一短ですかね?

 

正直スライドすればどちらでも問題ありませんよ(´-ω-`)

 

H4はスライドする為にリレーが必要

H4はスライドする為にリレーというパーツが必要になります。

以前に紹介した電圧降下防止リレーとは別でHi/Lo切り替えリレーというものが

必要になる訳です。

 

これは1メートルぐらいの配線で電圧降下防止リレーのようにバッテリーから電源を取ります。

これはH4のHIDキットを購入すればセット内容に入っていますが装着しないと取り付け出来ないので気を付けて下さいね

 

 

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バルブ形状、適合について

バルブ形状について

バルブにはいくつかの形状があります。

HIDを車に装着する際にバルブ形状が車と適合していないと装着ができません。

 

つまり、現在車についているライトの形状とこれから購入するHIDの

形状が同じでないといけないのです

 

今回は形状の種類と特徴などを説明していきます。

 

HIDの適合はハロゲンランプと一緒!

実はHIDの適合というのは現在車に装着されているハロゲンランプ

まったくいっしょなのです。

 

もし、HIDを取り付け予定の車のハロゲンランプがH4タイプであれば

HIDもH4タイプを購入すればOKという事です。

 

現在乗っている車のハロゲンランプの形状が分からない場合は

車検書を持ってディーラーに電話すればすぐ教えてくれますよ!

 

今でしたら適合表 もあるので参考にして下さい。

 

全部でこんなにあるバルブ形状

 

バルブ形状の種類はこれだけあります。

 

H1、H3、H4、H7、H8/H11/H16

HB3、HB4、HB5、PSX24w

D1S、D2S/D2R/D2C、D3S、D4S/D4R/D4C

 

今思いつく形状を全部上げてみましたがこれ以外にもマイナーバルブは山のように

あります。

 

まあ、要は自分の車に合う形状だけ分かれば問題ないので難しく考えないで

ください。

 

ちなみに日本車(プリウスアルファードなど)はH8/H11/H16とH4

欧州車(ベンツ、BMWなど)はH7、H1形状が装着されている可能性が高いです。

 

次回でもう少し詳しく説明していきますね。

 

(∞ ❛ั ⊝❛ั )バルブ形状ありすぎ、、、

 

 

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上記メーカは博士が普段仕事で使っているメーカーです。

参考までにどうぞヾ(。>﹏<。)ノ゙

電圧降下防止リレーって何?

  

電圧降下防止リレーって何?

 

バラストって何?でお話したようにHIDの基本的な点灯に必要なパーツは

バルブとバラストだけで問題ありません。

 

しかし、HIDにはもう一つリレーというパーツが存在します。

リレーにはいくつか種類がありますが、今回は電圧降下防止リレー について

説明して行きます。

 

電圧降下防止リレーとはその名のとうり車の電力が低くなりHIDの起動電圧を下回ってしまい

HIDライトが点灯しなくなった時に自動的にバッテリーから足りない分の電力を補う為の配線です。

 

電力の低い軽自動車などにHIDを装着する際、HIDの起動電圧に電力が足りずライトが点灯しなくなる事があります。

  

しかし、この電圧降下防止リレーを装着すれば極端に電力が減っていない限り足りない電力を

バッテリーから補ってくれるという訳です。

 

電圧降下防止リレーはバラストと車の間に装着し車のバッテリーから電源を取ります。

 

この行為をバッ直で電源を取る(バッテリーで直接電源を取るの略です)とも言います。

 

電圧降下防止リレーは装着しなくてもHIDは点灯しますが

【個人的にはどんな車でも絶対取り付けしたほうがいい】と思っています。

 

なぜなら、HIDトラブルの中で一番良く聞く症状が電力不足だからです!!

 

おすすめ電圧降下防止リレー

以下では私が使用してきた中でオススメの電圧降下防止リレーを紹介します。

【電圧降下防止リレーはベロフやPIAAなどの高額HID以外は基本的に流用できるので

どのメーカーの商品使っても問題ないと思います。】

スフィアライト電圧降下防止リレー3980円

 

ちなみにバイク用のは2980円です!!(上記をクリックすればバイク用と車用を選択できます)

 

スフィアライトの電圧降下防止リレーはカプラーの接続部分がしっかり

しているので接触不良などの心配が少ないです。

他のメーカーの物だと商品が届いた時に既に配線が抜けている事が結構ありますからね。

 

それと初期不良(3ヶ月以内)であれば絶対に保証交換してくれるので非常に

助かっています*^ー゚)b グッジョブ!!

 

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ユアーズ電圧降下防止リレー2680円  

 

ユアーズのHIDはHB4カプラーが最初から装着されているのが嬉しいですね!

カプラーが最初から付いているのでポン付けで電圧降下防止リレーが装着できちゃいます。

 

ただこれはHB4のHIDのみですのでそれ以外の形状の場合はカプラー外して

装着して下さい。

 

カプラー外しがちょっとだけ面倒ですが私が知る中で作りがちゃんとしていて

一番安いのがユアーズなのでオススメさせて頂きます。

 

 

スフィアライトHID ユアーズHID はHID業界でも大手ですので覚えておいて

損はないですよ!

 

配線の長さは大体1m50㎝ぐらいの長さが一般的です。

 

 

(∞ ❛ั ⊝❛ั )収入も電圧も安定が一番ね!

 

 

 

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上記メーカは博士が普段仕事で使っているメーカーです。

参考までにどうぞヾ(。>﹏<。)ノ゙

バラストの種類

バラストにはいくつかの種類がある

バラストの種類は基本的にワット数と本体の厚さ(大きさ)によって区別されます。

まず、ワット数の説明をします。

ワット数とは?

HIDのバラストにはワット数(出力の数値)というものが設定されています。 

簡単にいうとこのワット数が高ければ強い光が出るということです。

しかし単純にワット数が高ければいいということではありません。

出力が高ければその分負担もかかる事をお忘れなく。

ワット数には基本的に35wと55wがある

バラストのワット数ですが基本的に35wと55wがあります。 

純正HID仕様車は基本的に35wが装着されていて

55Wは社外品でHIDをつけた時のみ装着されています。

それ以外にも社外品HIDには75wや100wなんて物も存在しますが

HIDバラストは構造上出力が55wまでしか出ないので55w以上の表記のある商品は

記載詐称の商品と思って間違えないと思います。

この事実に関しては中国の大手HID工場で現地スタッフと確認しているので

間違えは無いと思いますが実際購入して出力値を図ればすぐわかりますね。

個人的なオススメのワット数は純正でも採用されている35wですかね。

  

超薄型とスタンダードタイプ

バラストにはワット数の他に本体の厚みにも種類があります。

なぜ厚さに種類があるのかというとHIDは車のボンネット内にバラスト

装着するのですが、ボンネット内部が極端に狭い車には小さいバラストでないと

HIDが装着できない事があるのです!

一般的には各メーカーで超薄型タイプとスタンダードタイプの2種類の

バラストをラインナップしているところが多いようです。

上記がスタンダードバラスト の画像です。

上記は超薄型バラスト の画像になります。

メーカーによってバラストのサイズがかなり違うので

購入前に必ずボンネット内部を確認してバラストの取り付け位置と

バラストのサイズと照らし合わせてください。

また、バラストは値段に比例して寿命が決まるので3000円以下の

低価格のものには手を出さないのがお金を無駄にしないコツです。

どこのメーカーもバラストは何種類か用意されているので

自分の車に合った物を選んで見ましょう! 

バラストって何?

HIDの基本構成

今回はHIDの基本的な構成を説明していきます。

前回の記事でHIDが明るいライト言うことは分かりましたね?

HIDはハロゲンランプより明るい分パーツの数が増えます

 

ハロゲンライト

  • ハロゲンバルブ

HIDライト

 

ハロゲンランプはバルブ(電球)を車から出ているコンセント(車体側電源)に

刺すだけで点灯します。

しかしHIDの場合はバルブ(電球)にバラスト(安定器)と言われる箱を

接続しないと点灯しません。

これがHIDとハロゲンの大きな違いです。

また、HIDの取り付け難易度が上がる理由でもあります。

 

バラストって何?

バラストとは車の電力を直流から交流に変換して電圧を一定にコントロールするパーツです。

バラストの効果はそれだけでなく

イグナイター(点火装置)で車の電圧12ボルトを20000ボルトに昇圧させて、バルブの放電部に電気を流し込む役割も持っています。

簡単に説明すると

車からきた小さい電力を大きい電力に変えるバッテリーのようなパーツです。

↓見た目はお弁当箱のようなこんな物(σ゚д゚)σ

たばこの箱より一回りデカいで!

バラスト

厚型バラスト

厚型バラスト

薄型バラスト

薄型バラスト



このバラストとバルブを接続して点灯させるのがHIDというわけです。

 

2021-1-07追記

昨今ではHIDは廃れてきて販売されているカスタムパーツもLEDが主流になりました。LEDヘッドライトにもバラストに似た安定器がついています。

 

LEDヘッドライトでおすすめなのがスフィアライトのライジングシリーズです。

私は仕事の都合上いろいろなHID、LEDライトを扱いますがAmazonなどで購入すると中国製の粗悪品ばかり掴まされます。

 

スフィアライトのライジングシリーズは日本製を謳っており手にした感じもしっかりしていました。また、LEDに安定器が付いているのもポイントが高いです。

 

最近は安定器が付いていないバルブのみのLEDヘッドライトもありますが、やはり壊れやすくて困ります。スフィアライトにもバルブのみで点灯するタイプのLEDも売っていますが、私は安定器付きのLEDを購入しています。