キラキラHID研究所

ヘッドライト、フォグライトで使えるHID、LEDライトの初心者向け解説ブログです。

H7、H8/H9/H11、HB3、HB4について

HIDバルブ形状(H7、H8/H9/H11、HB3、HB4について)

今回は沢山あるHIDのバルブ形状を一つずつ解説していきたいと思います。
HID形状には他の形状に流用出来るものや名前が複数あるバルブも存在するので
そこら辺を詳しく解説をしていきます。

H7 形状

H7形状 もH1と同じで輸入車によく使われる形状になります。

H7の場合は輸入車の他にバイク(2輪車)によく使用されていてカワサキのニンジャなんかはH7形状になります。
それと補足ですが、バイクにH7形状を使用する場合はH7アダプターType-1が必要になりますので必ず購入して下さい。

アダプターを買い忘れて装着出来なかったよ!
なんてよく聞く失敗ですからね。

一応、H7アダプターなんかは ユアーズ で購入できます。
バイクに何台も装着していますが値段も安くておすすめです。

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H8/H9/H11/16 形状

この形状は複数の名前があります。

H8/H9/H11 は名前が異なりますが、台座の形状は全て同じなので
HIDの場合上記の形状は全て互換性があります。
では、なぜ名前が違うのでしょうか?
それはハロゲンランプでのワット数(定格)の違いになります。

ハロゲンランプの定格

H8:35W
H9:65W
H11:55W

上記の違いから名前が分かれていますがHIDの場合はワット数(定格)が
バラストで変わる為あまり関係が無いのです。

しかし、H9のみ定格が65wのため稀にHID装着後球切れ警告灯が点灯してしまうことがあります。

原因としては、元々のワット数が65wのため35wや55wだと出力が足りないと車側のCPU(コンピューター)が誤って判断してしまうからです。

これはキャンセラーを組んでいただければ解消しますのでもし警告灯が出てしまった場合は球切れ警告灯キャンセラー を使用してください。

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HB3/9005形状

HB3形状 はハイビームに多い形状でロービームに使用されることはほとんどありません。
名前もHB3、9005と2種類ありますがHB3が一般的な呼び方で9005は業者専用の呼び方と覚えてください。

HB4/9006形状

HB4形状 もHB3同様でHB4、9006と2種類の名前があります。

台座の形状もHB3とよく非常に似ているので購入の際は間違えないように気を付けて下さい。

HB3とHB4の違いとしては真ん中の爪の位置が8mm違います。
8mm削り加工すればHB3とHB4を流用は出来ますがピッタリハマらないので
間違えないようにしっかり形状を調べて購入しましょう。