バラストって何?
HIDの基本構成
今回はHIDの基本的な構成を説明していきます。
前回の記事でHIDが明るいライト言うことは分かりましたね?
HIDはハロゲンランプより明るい分パーツの数が増えます。
ハロゲンライト
- ハロゲンバルブ
HIDライト
- HIDバルブ
- バラスト(安定器)
- 電源リレー
ハロゲンランプはバルブ(電球)を車から出ているコンセント(車体側電源)に
刺すだけで点灯します。
しかしHIDの場合はバルブ(電球)にバラスト(安定器)と言われる箱を
接続しないと点灯しません。
これがHIDとハロゲンの大きな違いです。
また、HIDの取り付け難易度が上がる理由でもあります。
バラストって何?
バラストとは車の電力を直流から交流に変換して電圧を一定にコントロールするパーツです。
バラストの効果はそれだけでなく
イグナイター(点火装置)で車の電圧12ボルトを20000ボルトに昇圧させて、バルブの放電部に電気を流し込む役割も持っています。
簡単に説明すると
【車からきた小さい電力を大きい電力に変えるバッテリーのようなパーツです。】
↓見た目はお弁当箱のようなこんな物(σ゚д゚)σ
たばこの箱より一回りデカいで!
このバラストとバルブを接続して点灯させるのがHIDというわけです。
2021-1-07追記
昨今ではHIDは廃れてきて販売されているカスタムパーツもLEDが主流になりました。LEDヘッドライトにもバラストに似た安定器がついています。
LEDヘッドライトでおすすめなのがスフィアライトのライジングシリーズです。
私は仕事の都合上いろいろなHID、LEDライトを扱いますがAmazonなどで購入すると中国製の粗悪品ばかり掴まされます。
スフィアライトのライジングシリーズは日本製を謳っており手にした感じもしっかりしていました。また、LEDに安定器が付いているのもポイントが高いです。
最近は安定器が付いていないバルブのみのLEDヘッドライトもありますが、やはり壊れやすくて困ります。スフィアライトにもバルブのみで点灯するタイプのLEDも売っていますが、私は安定器付きのLEDを購入しています。